ホスト・キャバクラ業界でお店の売上を支える重要な役割が「ヘルプ」です。
人気キャストほどヘルプも上手…と言われますが、実際には売れっ子の中にもヘルプが苦手な人は少なくありません。
逆に、ヘルプを上手にこなすだけで一目置かれる存在になれるのがこの仕事の面白いところ。
たとえまだ指名本数が少ない新人でも、ヘルプ力が高ければ場を輝かせ、周囲から感謝されることが増えます。
ヘルプはコツさえつかめば楽しくなるもの。ここでは、ヘルプで差をつけるための重要ポイントを4つに絞って解説します。
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1. 声は大きく、普段よりワントーン高めに
第一印象を決める大きな要素は「見た目」と「声」。
心理学者アルバート・メラビアンの研究(メラビアンの法則)によれば、
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視覚情報:55%
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聴覚情報:38%
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言語内容:7%
この比率で印象が決まると言われています。
簡単に言い換えると、
- 見た目:55%
- 声のボリュームやトーン:38%
- 話の内容や言葉遣い:7%
このようになります。
つまり、見た目はもちろん大事ですが、声のボリュームとトーンだけでも印象の約4割を握るということ。
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声が大きい=元気で自信がある人
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ワントーン高い=明るく楽しそうな人
この印象を与えるだけで、話の内容が多少拙くても「感じのいい人」と思ってもらえます。
全てのお客様・全ての卓で意識して続けましょう。
これを見て分かる通り、見た目が重要なのはもちろんですが、水商売をしている以上、見た目は一番気にしているホスト・キャバ嬢が多く、既に容姿や見た目には気を使っているホストやキャバ嬢がほとんどです。
2. オーバーリアクションで場を盛り上げる
お客様は、ヘルプの反応を無意識のうちに見ています。
反応が薄いと「退屈そう」と感じさせてしまい、逆に大きなリアクションはお客様の自己評価を上げ、楽しい気分にしてくれます。
例:
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「へぇー…」 → 「この子、つまらなそう…?」
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「えっ!? それ初耳!ってことは○○なんですか!?」 → 「すごく興味を持ってくれてる!」
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「なにそれ衝撃!笑いすぎて腹筋崩壊する~!」 → 「自分の話でこんなに盛り上がってくれるなんて!」
テレビタレントや芸人が大げさに驚いたり笑ったりするのも、同じテクニック。
オーバーリアクションは新規客の目にも入り、ヘルプから本指名につながることもあるので、恥ずかしがらず積極的に使いましょう。
3. ミラーリングで親近感を生む
人は「自分と似ている相手」に好意を抱きやすい――これは心理学で「ミラーリング効果」と呼ばれています。
お客様の動きや仕草をさりげなく真似ることで、無意識レベルで親近感を持ってもらえます。
例えば:
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お客様がグラスを持ったら、自分も少し遅れてグラスを手に取る
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お客様が体を前のめりにして話したら、自分も同じ姿勢で聞く
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お客様が大きく笑ったら、一緒に手を叩いて笑う
ポイントは数秒のタイムラグを置くこと。
同時に動くと「真似してる感」が出すぎるので、自然に、遅れて合わせるのがコツです。
4. 「今、このお客様はどう感じているか」を意識する
最後に、少し難易度の高いポイントですが、お客様の感情を読む力がヘルプの真価を決めます。
お客様が
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担当と少し揉めている
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相談相手を探している
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ストレスを発散したい
といった場面で、空気を読み取って動ける人は「必要不可欠な存在」になります。
逆に、空気が読めず「卓にいてもいなくても同じ」と思われると、チャンスを逃してしまいます。
最初は難しくても、「この一言は相手をどう感じさせるか」を考える習慣をつけると、少しずつ相手の考え方や傾向が見えてきます。
努力している姿勢は必ず伝わり、それだけで評価が上がることも多いのです。
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まとめ:基礎を固めれば、あなたのヘルプ力は必ず伸びる
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声のボリュームとトーンを意識する
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オーバーリアクションで場を盛り上げる
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ミラーリングで親近感を演出する
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お客様の気持ちを読む努力を続ける
これらは「基礎中の基礎」ですが、基礎ができていない人が意外と多いのが現実。
ヘルプ力が高い人は、お店全体から感謝され、自分の売上や指名にもつながります。
テクニックに迷ったら、一度この4つに立ち返ってください。
ヘルプを制することが、水商売を制する第一歩です。
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