ホストとのアフターとは?する意味や行く場所!誰が払って何時までなのか徹底解説

突然ですが、ホストクラブの「アフター」をご存じでしょうか。
ホストクラブに通っている人には馴染みのある言葉ですが、全くホストクラブに行ったことがない人や、これから行ってみたいと思っている方の中にはアフターを知らない人も少なくありません。
今回は、そんなホストのアフターについてまとめていきます。
ホストのアフターとは何なのか、ホストとのアフターとはどんなものなのか、そしてアフターをする意味や行く場所、誰が払うのかや何時までいるものなのかなど徹底的に解説します。
・ホストのアフターとは何なのか
・ホストのアフターはどんなものなのか
・ホストのアフターをする意味
・ホストがアフターをする基準
・ホストとのアフターで行く場所
・ホストのアフターでの費用負担
・ホストのアフターが何時までなのか

ホストのアフターとは?

まずはホストのアフターというものがどんなものなのか理解しましょう。

ホストのアフターというのは、営業終わりにホストがお客さんへ時間を使うことを指します!

お客さんにお店に行って、通常ならばお店の営業が終われば一人で家に帰るなり次の飲み屋を探すなりすることになりますが、ホストとアフターをする場合は、お客さんは営業終わりにそのままホストと一緒に過ごすことができます。

当然お店は閉まりますから、ホストのお店ではなく別の場所にいくことになります。

アフターと同伴の違いは?

アフターと似たもので「同伴」というものもありますが、アフターと同伴の違いとしては、営業後なのか営業前なのかの違いです。

同伴は営業前に一緒に過ごし、そのままお店に行くことを言います。もちろん、同伴として一緒にいたのにお店には行かないなんてことはできません。

同伴もアフターもどちらもお店には行くことになりますが、前なのか後なのかの違いがあります。

ホストでアフターはよくあることなの?

「ホストでのアフターって本当にあるものなの?」

と考える人も多いかもしれませんが、

ホスト個人で考えるとそのホストの営業スタイルによって異なります。

基本的にアフターは全くしないというホストも存在しますし、逆にアフターばかりしているホストも存在します。

このようにホスト個人で考えると異なってきますが、ホストクラブ(ホスト全体)でという見方をすると、アフターは頻繁に行われています。

ホストクラブの営業終わりの時間帯に飲み屋街を歩いてみると、ほぼ毎日誰かしらがアフターをしているのが分かるはずです。

ホストがアフターする意味って何?

ホストがアフターする意味は何なのでしょうか。

お客さんとしては「ただ単に一緒にいたいから」「帰りたくない」などシンプルな理由やアフターする意味があるはずですが、ホスト側としてもしっかりとしてホスト側なりの意味があってアフターをしています。

ホストがアフターするのには、主に次のような意味があります。

  1. 育て
  2. 大金を使わせた後のフォロー・アフターケア
  3. 趣味

ひとつずつ見ていきましょう。

育て

まずは、「育て」としてのアフターです。

主に、そのホストを指名して間もないお客さんやお店に行きなれていないお客さんに対して行われるアフターです。

営業中の接客により「化ける可能性が高い」と判断されれば、アフターに誘われることがあります。

化ける可能性が高いというのは、今後お金を使ってくれる可能性が高いということです。

つまり、それを期待して今のうちから時間を使いそのホストなりの教育や育てを行い、ホスト自身の戦力として機能させるための先行投資とも言えます。

大金を使わせた後のフォロー・アフターケア

次に、お客さんに多少無理をさせたり大金を使わせた後にフォロー・アフターケアとして行われるアフターがあります。

エース級のお客さんや、ホストのバースデーイベント、売上バトルイベントなど、とにかくお客さんが頑張ったあとに行われます。

普段あまりアフターをしてもらっていないお客さんが、ホストの売上のために頑張って貢献しアフターをしてもらうことで、お客さんが「また次も頑張ろう」と思ってしまう構図です。

こう言うとなかなか可哀そうな話ですが、お客さん自身は「嬉しい」と感じてしまうのも事実です。

趣味

ホストとしては失格といえる内容ですが、ただ単に趣味でアフターを行うホストもいます。

例としては、以下のようなケースです。

  • お客さんが好みのタイプ
  • 体目的
  • 単純に遊びたい気分
  • 営業後の掃除をやりたくない

一言で言ってしまえば「怠慢」ですね。

お客さんとしてもこんなホストはより指名したくないはずです。しかしながら、実際にこのようなホストがいるのも事実で、以下のようなホストに多く見られます。

  • 仕事意識の低いホスト
  • 単に女好きのホスト
  • 天狗になっているホスト

こういうホストかなり多いので、指名しないよう気をつけて!

ホストがアフターをする基準

さて、アフターについていろいろ理解出来たところで、次はホストがアフターをする基準について見ていきましょう。

ホストがアフターをする基準として多く言われているのは「その日使った金額の大きさ」です。

アフターしてもらうにはいくら使えばよいの?

しかし、実際は使った金額はアフターの可否にそこまで関係ありません。

当然、大金を使えば使うほどアフターしてもらえる確率は上がりますが、最低料金でもアフターしてもらえる時はしてもらえますし、ラスソンを歌わせてあげてもアフターしてもらえない時はしてもらえません。

アフターの可否はホストが自由に決めることができ、言ってしまえばホストの気分次第で決まるとも言えます。

ちなみに、

社長や内勤など上司から「今日のあそこの卓はアフターした方が良いよ」と言われアフターに至るホストもいます。

ホストがアフターで行く場所は?

では、実際にアフターへ行くことになったら、どのような場所に行くことになるのでしょうか。

これに関しては、ホストとお客さんの関係性や、ホストがお客さんをどのような営業スタイルで繋いておくかによって異なります。

ホストのアフターで行く場所としては、主に以下のような場所になります。

  1. 通常の飲食店
  2. バー
  3. 系列店
  4. 同業
  5. ホテル
  6. ホストの家・お客さんの家

ひとつずつ見ていきましょう。

通常の飲食店

アフターとしてまず多いのが通常の飲食店で、これは焼肉屋さんや居酒屋などが挙げられます。

まだ指名されて間もないお客さんや友営、そして相番など今後の営業方針が定まっていないお客さんとの親交の場として、このような飲食店は無難な場所なので非常によく使われるアフター場所です。

普通すぎるアフター場所なので、お客さんによっては物足りなさを感じてしまうお客さんもいます。

バー

次にバーです。

バーには数多くの種類があり、昔はドリンクを楽しむのがバーでしたが、今ではダーツやカラオケ、ゲームなど多様なバーが存在するため、お客さんの好みによって選べれることが多いです。

お客さんだけでなく、ホスト自身も一緒に楽しめることから非常に人気のアフター場所です。

系列店

ホストが在籍しているお店の系列店にアフターで使う場合もあります。

この系列店というのは、ホストに限らず、前述したバーや飲食店、その他メンパブなどの可能性もあります。

ホストでもキャバクラでも系列店でアフターするのはよくある話で、グループやお店によってはその分の一部報酬がアフターをしたホスト側に入る場合もあります。

同業

次に同業です。

同業と言うのは、同じ夜の業種と言う意味ですが、ここでは他店舗のホストクラブやメンパブ、キャバクラなどが当てはまります。

ホストに行くお客さんは主に女性ですが、キャバクラが楽しいという女性も意外と多く、同伴としても昔はよく使われる場所でした。

今では営業時間も厳しくなりましたし、1部のホストなのか、2部なのか3部なのかによっても異なってきますが、主にメンパブが多い印象ですね。

ホテル

ホストのアフター場所として、ホテルが選ばれることもよくあります。ホスト側が枕営業の場合、ホテルに行くことになるケースも少なくありません。

ここまで紹介した飲食店やバー、系列店や同業に行ったあと、最終的にホテルへ行くということも考えられるので、指名して間もなくそのホストのことをまだよく知らない場合は、結局アフターの終盤にならなければ分かりません。

ホテルに行く場合は当然、枕営業ではなく単なる趣味の可能性もあります。

ホストの家・お客さんの家

ホテルではなく、ホストの家・お客さんの家になることもよくあります。

むしろ最近ではこれが一番多い印象です。何よりお互いに楽ですし、お客さんも担当ホストを独り占めできてどうやら嬉しいようですね。

ホストかお客さんどちらかの家でまったり二人だけでゲームするなり、映画観るなり、飲みなおすなりした方がいろんな意味でプラスになることが多いですからね。

ただし、この「どちらかの家」というアフター場所は、お金を使うお客さんか趣味のお客さんに限ることが多いです。

ホストのアフターは何時まで?

さて、ホストのアフター先として選ばれる場所がだいたい理解できたところで、次はホストのアフターの時間についてです。

ホストに行き慣れていない人は「ホストのアフターは何時までなんだろう?」と考えるかもしれませんが、特に時間と言うのは決まっていません。

先にも話している通り、この辺はホストの自由です。

アフターで1時間くらい飲んだら解散することもありますし、逆に次の日まで一緒に過ごしその日の同伴まで一緒にいることもあります。

そのため、一概には言えませんが、一般的且つ体感的なアフター時間に関する表を以下にまとめておきます。※ホストやお客さん、お店によっても異なります。

  • 1時間~:
    細客や使ってもらった金額に関わらずアフターサービスとしての先行投資する場合
  • 3時間~:
    いつものお礼や定期的にモチベーションを維持させたいお客さんの場合
  • 5時間~:
    化ける可能性のあるお客さんやエース級のお客さん、枕や趣味の場合

アフターの費用負担はホスト?お客さん?

最後にアフターの費用は誰が払うのかについてです。

この費用負担問題についても、そのホストの営業スタイルやお客さんとの関係性によって異なるので一概に言えませんが、一般的にホストのアフターでかかる費用はホストが持つケースが多い印象です。

また、ホストが誘ったアフターでは「俺が誘ったアフターだから」という理由でホストが全額払ったり、お客さんから誘ったアフターで「私が誘ったから」という理由でお客さんが払ったりと、どちらから誘ったかによっても変わってくるケースもあります。

ホストによって違い、お客さんとの関係性でも全く異なる結果となるでしょう。

まとめ

以上、この記事ではホストのアフターについて、ホストのアフターとは何なのか、ホストとのアフターとはどんなものなのか、そしてアフターをする意味や行く場所、誰が払うのかや何時までいるものなのかなど徹底的に解説しました。

この記事を読んだことで、少しはホストのアフター事情について理解できたのではないでしょうか。

ホストのアフターはお客さんが喜ぶことは当然ですが、ホスト側のメリットや考えもあるということはしっかり把握しておきましょう。

少しでも参考になれば幸いです。